引越しシーズンの新聞販売店の仕事について


3月~5月の引越しシーズンは、新聞販売店にとっては新規に購読者を増やすチャンスの多い、非常に忙しい時期となります。引越してきたばかりのお宅に、他の新聞販売店よりもいち早く訪問することができれば、契約をとる事ができる可能性が高くなります。
そのため、私たち朝日新聞系列ではこの時期を「ウエルカムキャンペーン」と呼び、新聞社から販売へのバックアップを受けながら、新規新聞購読者獲得を目指します。

新聞勧誘セールス

通常の業務では、新聞販売店の正社員は朝の朝刊配達後、仮眠を取り、昼の集合でミーティングを行ったのちセールスに出発します。
しかし、この引越しシーズンのキャンペーン期間中は、セールスに強い従業員は朝刊配達を行わずに、朝から集合し、「空き部屋チェック」に出かけます。
「空き部屋チェック」とは、いち早く新入居を発見するために、販売店の配達担当エリア内にあるアパートやマンションを回り、空き部屋をチェックして回ることです。発見した空き部屋は常にチェックしながら、入居をいち早く見つけ新聞の購読セールスを行い新聞購読者数を増やします。

新聞勧誘セールスの成果は通常、販売店から歩合給として支払われますが、このキャンペーン期間中は新聞社からも支払われます。そのため、私たち従業員にとっては、この時期のセールスは歩合給が倍になるため、稼ぎどきでもあります。新聞社からの支給は、キャンペーン終了後にまとめて支払われますので、ちょとしたボーナスのようなかたちとなります。

この時期の仕事は、新聞勧誘セールスが中心となりますが、通常の時期に比べ新規購読者も比較的容易に獲得でき、またお給料にも反映されますので、非常にやりがいもあり、割りと楽しい時期でもあります。
ただし新聞販売店によっては、朝刊の配達に空きをつくる従業員数に余裕がないと、朝刊配達を行ったあとの早い時間の集合となり、仕事がきつくなるというところもあるそうです。

category : 販売店勤務者の声 投稿日 : 2013.3.3
※ 本文中の写真は投稿内容に合わせ当社であてはめたものです。投稿者の方及び勤務販売店とは何も関係はございません。